FAS133/138

FAS133・138とは?
デリバティブ及びヘッジ会計の処理を定めた基準です(138は133の一部を修正したものです)。ヘッジ会計としては主に
 @公正価値ヘッジ
 Aキャッシュフローヘッジ
があります。詳しい解説は「各論点」を参照してください。

なお、ヘッジとは文字通り、何らかのリスクをヘッジ(回避)することですが、FAS133でヘッジ会計の対象となるリスクとしては、以下のものがあります。
  @市場価格リスク
  A金利リスク
  B為替リスク
  C信用リスク

[ヘッジ会計全体図]
FAS133関連解説・ここからも選べます
更新ニュース:公正価値ヘッジの具体例を追加(2002年1月12日)
更新ニュース:外貨建て資産・負債の為替リスクヘッジの解説を追加(2002年1月13日)
更新ニュース:ヘッジ会計全体図を追加(2002年7月27日)
FAS133・138の各論点
ヘッジ会計の全体図 ヘッジ会計を図でまとめたものです
FAS133の基本コンセプト FAS133のアプローチの背後にある4つの基本コンセプトについて
デリバティブの定義 FAS133によるデリバティブの範囲
ヘッジ会計の要件 ヘッジ会計を行うために満たさなければならない要件
ヘッジ有効性 ヘッジ有効性に関する解説
ヘッジ会計の類型 FAS133・138によるヘッジ会計の形態をまとめたものです。主たるものとしては公正価値ヘッジとキャッシュフローヘッジがあります。
確定契約vs予定取引 将来生じる取引についてもヘッジ対象とすることができるが、それが確定契約(firm commitment)なのか予定取引なのかで適用できるヘッジ会計が異なります。
公正価値ヘッジ vs
キャッシュフローヘッジ
公正価値ヘッジとキャッシュフローヘッジの要件・会計処理を対比したものです。通常の会計処理の他、ヘッジを終了した場合、ショートカット法の差異の処理の違い等を取り上げています。
ポートフォリオヘッジについて FAS133は同種のリスクを有する資産、負債、確定債務あるいは予定取引のポートフォリオをヘッジ対象とすることを許容しています。
ショートカット法について ある一定の要件を満たす金利スワップについてはショートカット法と呼ばれる簡便的な会計処理が可能となります。ただし、これは日本基準でいう金利スワップの特例処理とは全く異なるものです。
公正価値ヘッジ 公正価値ヘッジについて、もう少し詳しく検討したものです。
公正価値ヘッジの具体例 公正価値ヘッジのヘッジ指定、ドキュメンテーション、ヘッジ有効性の検証、会計処理に関する具体例
キャッシュフローヘッジ キャッシュフローヘッジについて、もう少し詳しく検討したものです。
キャッシュフローヘッジの具体例 キャッシュフローヘッジのヘッジ指定、ドキュメンテーション、ヘッジ有効性の検証、会計処理に関する具体例
外貨建純投資ヘッジ 為替レートの変動により為替調整勘定(資本の部に包括利益として計上)が変動するリスクを有する外貨建純投資に対するヘッジです。
その他の外貨ヘッジ 外貨建て資産・負債あるいは取引に関するヘッジで、ヘッジ会計の類型上は公正価値ヘッジあるいはキャッシュフローヘッジに分類されるヘッジです。
FAS133/138の導入に関するIssueについてはDIG(Derivatives Implementation Group)というFASB内の組織が検討し、Statementを発行しています。Statementをみる場合はこちら
その他
IAS39号 国際会計基準でのヘッジ会計について
日本のヘッジ会計 日本の金融商品会計基準及び実務指針のヘッジ会計
日本基準との比較 各項目ごとの日本の金融商品会計基準との比較表です(随時更新中)。