SOP98-1

SOP98-1とは? 自社利用目的のソフトウエアの会計処理を定めています。
資産計上できる費用 @ ソフトウェアの開発プロセスを、準備ステージ(Preliminary Project Stage)、開発ステージ(Application Development Stage)、運用後ステージ(Post-Implementation/Operation Stage)の三区分に分けます。。
A 内部利用目的のソフトウェア開発費用のうち、内部費用(開発に直接関わった人員の人件費)あるいは外部費用(開発に直接関わる資材・サービス)は、その開発が機能向上あるいは機能追加のための開発である場合、それぞれのステージにおいて次のように処理します。すなわち準備ステージで発生する内部・外部費用は発生時の費用とします。開発ステージにおいて発生する内部・外部費用は資産計上します。運用後ステージにおいて発生する内部・外部費用は発生時の費用とします。
B 内部利用目的のソフトウェア開発の内部・外部費用で、その開発が機能維持のための費用は、発生時の費用として処理します。
C 外部費用で機能向上・追加、機能維持が1つの契約に含まれ、かつ分離ができない場合には、その費用を契約期間に按分して処理します。
減価償却 資産計上された内部・外部費用は、原則としてそのソフトウェアの見積耐用年数にわたり定額法で償却します。